野田聖子議員が総理大臣として決定的に不足する二つの能力
野田聖子議員は総理大臣に値しない。
まず第一に、不見識による能力不足である。
2015年には「(南沙は)直接日本に関係ない」と言い放っている。
欧米諸国が中国を危険視している現在となっては、あり得ない発言で本人も隠したくなるような失言だろう。世界の中で日本をどのように律していくかという視点は全くなく、日本国の問題は日本国内だけで完結していると発想している人の発言だ。
これほどまでに不見識、物をしらないわからないということは、総理大臣という要職に必要な能力を持たないとしか言えない。
第二に、状況把握力の不足である。
万が一、自民党総裁選に勝利した時に、この問題で矢面に立たされるのは自明だ。
本来の仕事を進めるどころではなくなってしまうだろう。
自身の置かれている状況を俯瞰して分析し、先読みができるのであれば、総裁選前にこの問題をカミングアウトして、オープンにしたうえで、逆風に逆らって、総裁選や、総選挙での勝利をもって禊を済ませるというのが唯一の策であっただろう。
そんな解決策も見出すことができないような状況把握力のない人間に日本の行先を委ねることはできない。
以上の二つの能力を決定的に欠いている野田聖子氏が総裁選に立候補していることは、笑い話にしかならないと共に、皮肉にも日本国民の幼稚なレベルを立証している。